2022年4月5日に5.0.1がリリースされた。アップデート内容はフォーマット関係など修正ばかりで新しいフィルタは入ってない。5.1のリリース予定に音声のレイアウトAPI周りが大きく変わっている。
git.videolan.org Git – ffmpeg.git/commitdiff
git.videolan.org Git – ffmpeg.git/shortlog : n5.0.1
2022年1月15日に ffmpeg 5.0 Desitter(ウィレム・ド・ジッター)Lorentz(ヘンドリック・ローレンツ)がリリースされた。今回のリリースはメジャーアップデートとなり、4.4以降に追加された新機能の中からマスターにしか追加されていなかったフィルタやエンコーダ、デコーダ等の新機能が全て取り込まれた。
FFmpeg 5.0 "Lorentz" has been released 🎉:https://t.co/InguIIGeEJ
A summary of changes can be found here:https://t.co/e9U5l4cnQX
— FFmpeg (@FFmpeg) January 17, 2022
気になる新機能はハードウェア支援を受けて多様なフィルタが使えるlibplacebo
フィルタ、MacOS向けのVideoToolbox ProResエンコーダ、scale
フィルタ、-sオプションのslice threading対応、フィルタ内でファイル分割するsegment
フィルタなど。リリースノートにない部分ではDolby Vision RPUパース対応と、-readrateオプションで読み込み速度を任意に制限できる。
前回記事:ffmpeg 4.4 リリース