ffmpeg 3.4 から追加のフィルタ。直線上の YUV, RGB の平均値と最小値、最大値と波形が表示されるoscilloscope
フィルタの使い方。
矩形部分の YUV, RGB の値を表示する pixscope
ffmpeg 3.4 から追加のフィルタ。矩形部分の YUV, RGB の平均値と最小値、最大値、RMS と矩形の拡大も表示されるpixscope
フィルタの使い方。
基本コマンド
映像中央の縦横7ピクセルを調べて、統計グラフを右下に表示する
ffmpeg -i input -vf pixscope=x=0.5:y=0.5:w=7:h=7:o=0.5:wx=-1:wy=-1 output
ffmpeg -i input -vf pixscope=0.5:0.5:7:7:0.5:-1:-1 output
ffplay -i input -vf pixscope=0.5:0.5:7:7:0.5:-1:-1

フリッカー(ちらつき) を低減する deflicker
ffmpeg 3.4 から追加のフィルタ。蛍光灯や昔の映像で数フレーム毎に明るくなったり暗くなったりするのを前後フレームから平均してちらつきを抑えるdeflicker
フィルタの使い方。
基本コマンド
5フレーム前から輝度の平均が始まる
ffmpeg -i input -vf deflicker=s=5:m=0:bypass=0 output
ffplay -i input -vf deflicker=5:0:0
小数点以下3桁までで丸めるのでs=2:m=6を併用してsignalstats
フィルタの6桁よりログサイズを小さくするのにも使える。
ffprobe -v error -f lavfi -i movie=iput.mp4,deflicker=2:6:1,signalstats -select_streams v:0 -show_entries packet=pts_time -show_entries packet_tags=lavfi.deflicker.luminance,lavfi.signalstats.YAVG -of csv=print_section=0 > deflicker.luminance.csv
2017年8月のニコ生統計
集計期間は週間のニコ生統計の1ヶ月分である。2015年の1月の2週目から取得漏れの R-18 放送を含めて Vita API で取得し始めたのでそれ以前と比べて取得放送数が増えている。2017年8月24日(34週目)からユーザー生放送の新配信での予約延長が無料になり総配信数が減っている。
フィルタで手軽にリミッテッドレンジに出来る limiter
ffmpeg 3.4 から追加のフィルタ。各チャンネルの上限と下限を越えたらその上限と下限でカットするlimiter
フィルタの使い方。今まではlut
フィルタでも同様のことが出来たが、こちらのフィルタの方がコードの量も少なく直感的でわかりやすい。
2ファイル入力するフィルタの挙動設定 framesync
一部のフィルタで設定できる動画時間が異なるファイルの挙動設定を行うframesyncの設定方法。以前は個別のフィルタ毎に設定していたがこれのおかげで設定内容が統一された。
記事にしているフィルタ。
2017年7月のニコ生統計
集計期間は週間のニコ生統計の1ヶ月分である。2015年の1月の2週目から取得漏れの R-18 放送を含めて Vita API で取得し始めたのでそれ以前と比べて取得放送数が増えている。
ニコ生新配信、TSのビットレートと解像度が改善される
2017年7月13日のメンテナンスで ニコ生の新配信と録画方法についてで当初言及していたタイムシフトが一般会員と同じ低画質になる問題は改善され、映像と音声の合計平均ビットレートが 1Mbps 程度になり、配信解像度は生放送と同じ 800×450 になった。ただし rtmpdump で表示されるメタデータは 320×240 で正しくない。
【7/13更新】新配信番組のタイムシフト画質を改善|ニコニコインフォ
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2017年6月のニコ生統計
集計期間は週間のニコ生統計の1ヶ月分である。2015年の1月の2週目から取得漏れの R-18 放送を含めて Vita API で取得し始めたのでそれ以前と比べて取得放送数が増えている。