ffmpeg 3.4 から追加のフィルタ。矩形部分の YUV, RGB の平均値と最小値、最大値、RMS と矩形の拡大も表示されるpixscopeフィルタの使い方。

基本コマンド

映像中央の縦横7ピクセルを調べて、統計グラフを右下に表示する
ffmpeg -i input -vf pixscope=x=0.5:y=0.5:w=7:h=7:o=0.5:wx=-1:wy=-1 output
ffmpeg -i input -vf pixscope=0.5:0.5:7:7:0.5:-1:-1 output
ffplay -i input -vf pixscope=0.5:0.5:7:7:0.5:-1:-1

pixscope フィルタの表示例

公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : pixscope

オプション

入力した映像の解像度は 640×484 以上を指定する

  • x[float]
    調べる範囲の横座標の相対位置
    既定値:0.5
    範囲:0 から 1 まで
  • y[float]
    調べる範囲の縦座標の相対位置
    既定値:0.5
    範囲:0 から 1 まで
  • w[int]
    調べる範囲の横解像度
    既定値:7
    範囲:1 から 80 まで
  • h[int]
    調べる範囲の縦解像度
    既定値:7
    範囲:1 から 80 まで
  • o[float]
    平均値と最小値、最大値、RMS を表示する部分の透過具合
    既定値:0.5
    範囲:0(透明) から 1 まで
  • wx[float]
    統計グラフの横座標の相対位置
    既定値:-1
    数値はマイナスになってもプラスになっても絶対値が同じなら同じ結果になる
    範囲:-1 から 1 まで
  • wy[float]
    統計グラフの縦座標の相対位置
    既定値:-1
    数値はマイナスになってもプラスになっても絶対値が同じなら同じ結果になる
    範囲:-1 から 1 まで

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