ffmpeg で差分動画を作る

Avisynth で言うところのSubtractを ffmpeg のblendを使って差分を表示して比較動画を作る方法。

YUV RGB を比較計算する blend

使うフィルタはblendで設定できる内容はたくさんあるが使うのは difference モードで2つの映像の差異を表示する。そのほかにも映像の YUVA/RGBA の値を四則演算できるが、それぞれの詳しい内容は理解していない。詳しい処理はソースコードを参照。

フレームレートを 30000/1001 から 24000/1001 に間引く場合はdecimateするときれいに間引ける。インターレース解除はyadif、フレーム数の指定でのカットはtrimを使う。yadif, trim, decimate, setpts の順番にフィルタをかける。

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適切な音量が調べられる ffmpeg の ebur128 の使い方

LUFS、いわゆる平均ラウドネス値を調べるebur128フィルタの使い方。

LUFS(Loudness Unit Referred to Full Scale)とは平均ラウドネス値の単位で、LKFS(Loudness K Weghted Full Scale)とも言われている。

任意のラウドネス値に音量を調整する loudnorm

ニコニコ動画にも2020年1月29日(水)より大きすぎる音量感を抑制する方向でのみラウドネスノーマライゼーション(自動音量調整機能)を追加することが発表された。
動画音量の自動調整機能を導入します【PC版ニコニコ動画】|ニコニコインフォ
ニコニコ動画のラウドネスノーマライゼーション(自動音量調整機能)について:ニコニコ窓口:niconico窓口チャンネル(ニコニコ窓口担当) – ニコニコチャンネル:社会・言論

音量測定用AviUtlプラグイン「loudness.auf」 – ニコニコ動画

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