2022年7月23日にffmpeg 5.1 Riemann(ベルンハルト・リーマン – Wikipedia)がリリースされた。今回のリリースはメジャーアップデートとなり、4.4以降に追加された新機能の中からマスターにしか追加されていなかったフィルタやエンコーダ、デコーダ等の新機能が全て取り込まれた。

気になる新機能はipfs/ipnsプロトコル対応。映像の特性を調べるSITIフィルタ、任意の座標にフィルタを当てるfeedbackフィルタ。ffprobeの出力オプションの-oでリダイレクトせずに指定ファイル形式で保存できるように。リップシンク確認動画を作れるavsynctestテストソース、色の表示確認動画を作れるcolorchartテストソースなどがある。

チェンジログにない部分ではLittleCMS 2によるICC Profile対応とiccdetecticcgenフィルタ。AVIF muxer対応して.avif形式で出力と、JPEG XL対応してJPEG XLのエンコード・デコード対応。-vsyncが廃止予定に変わり同じオプション指定の-fps_modeと、複数のタイムスタンプを同期させる-isyncオプションが追加されている。

.avif形式で出力。上が静止画像、下がアニメーション画像:

ffmpeg -i image.png -c:v libsvtav1 -still-picture 1 image.avif
ffmpeg -i video.mp4 -c:v libsvtav1 -frames:v 24 image.avif

前回記事:ffmpeg 5.0リリース

5.0以降に取り込まれた機能の一覧:
Changelog 5.0 to 5.1 < git.videolan.org Git

記事にしている新機能:

avsynctestcolorchartテストソース:
ffmpeg で使える映像のテストソース

lavfi: add ICC profile support via lcms2 · FFmpeg/FFmpeg@b9a2596

-isyncについて:
ffmpeg: add option -isync · FFmpeg/FFmpeg@882aac9
[FFmpeg-devel] [PATCH v2 2/2] ffmpeg: add option -isync

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