入力した映像のカラーレンジを記述するsetrangeフィルタの使い方。 入力映像は変更しないがフィルタやエンコーダの処理方法に影響を与える。

汎用に出力時の色情報を記述するsetparamsフィルタもある。
フィールドタイプや色域を記述するsetparams

まとめ:色関係の設定のまとめ

基本コマンド

このフィルタはフィルタ内でしか反映されないので実際の出力内容に反映させるには出力オプションに-color_rangeを指定する。
ffmpeg -i input -vf setrange=tv -color_range tv -c:a copy output

公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : setrange

オプション

range[int]

  • -1, auto:入力値と同じ。既定値
  • 0, unspecified, unknown:未定義、不明
  • 1, limited, tv, mpeg:リミテッドレンジ
  • 2, full, pc, jpeg:フルレンジ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)