histogramフィルタに含まれていたcolorオプションが個別のフィルタになった。出力フォーマットが GBRP、YUVA になるので背景部分が透過してoverlayフィルタを使ってかぶせることも容易にできる。透過させて表示するなら入力フォーマットにアルファチャンネルをあらかじめつけておく。

前回書いた記事:ffmpeg でヒストグラムを表示する

基本コマンド

ffmpeg -i input -vf vectorscope -c:a copy output
ffplay -i input -vf vectorscope=m=1:x=1:y=2:i=.04:e=0

vectorscope の表示例

公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : vectorscope

オプション

  • mode, m[int]
    • 0, gray:既定値。下に表示例あり
    • 1, color
    • 2, color2
    • 3, color3
    • 4, color4
    • 5, color5
  • x[int]
    X軸のチャンネル指定
    • 0
    • 1, YUV:既定値
    • 2, RGB
  • y[int]
    Y軸のチャンネル指定
    • 0
    • 1, YUV
    • 2, RGB:既定値
  • intensity, i[float]
    modegyay、color、color3のとき同じ輝度がどれだけ分散されているか。
    小さい値ほど範囲が狭い
    既定値:0.04
    範囲:0 から 1 まで
  • envelope, e[int]
    0, none:既定値
    1, instant:現在の最小と最大を表示
    2, peak:最大と最小をずっと表示する
    3, peak+instant
  • graticule, g[int]
    色相名を表記するかの指定
    • 0, none:表記しない。既定値
    • 1, green:緑色で表記
    • 2, color:対応した色で表記
  • opacity, o[float]
    graticule, gの透過指定
    既定値:0.75
    範囲:0 から 1 まで
  • flags, f[flags]
    • white
    • black
    • name:既定値
  • bgopacity, b[float]
    背景色の透過指定。映像に透過チャンネルがないと透過しないのでなければformat=yuva420pformat=rgbaフィルタを先に当てる
    既定値:0.3
    範囲:0 から 1 まで
  • lthreshold, l[float]
    下位の閾値
    既定値:0
    範囲:0 から 1 まで
  • hthreshold, h[float]
    上位の閾値
    既定値:1
    範囲:0 から 1 まで
  • colorspace, c[int]
    色空間の指定
    • 0, auto:既定値
    • 1, 601
    • 2, 709

modeの例

modeの設定例

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