彩度の座標をずらすことで色収差のような効果が得られるchromashift
フィルタの使い方。RGBの座標をずらすならrgbashift
フィルタがある。
ハードウェア支援を使ったchromaber_vulkan
フィルタもある。
Vulkan を使ったハードウェアアクセレーションフィルタのまとめ
基本コマンド
青の色差成分は右下に5ずらし、赤の色差成分は左上に5ずらす。
ffmpeg -i input -vf chromashift=cbh=5:cbv=5:crh=-5:crv=-5 -c:a copy output
ffplay -i input -vf chromashift=5:5:-5:-5
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : chromashift
オプション
- cbh[int]
青の色差成分の横座標をプラスで右に、マイナスで左にずらす - cbv[int]
青の色差成分の横座標をプラスで下に、マイナスで上にずらす - crh[int]
赤の色差成分の横座標をプラスで右に、マイナスで左にずらす - crv[int]
赤の色差成分の横座標をプラスで下に、マイナスで上にずらす - edge[int]
ずらした余白の扱い - 0, smear:隣接した色で埋める。既定値
- 1, wrap:ずらした反対側の値で埋める