ffmpeg 4.3 から使える予定のフィルタ。急激な輝度変化で明るくなるシーンチェンジにフレーム平均ブラーを掛けて輝度変化を緩やかにするphotosensitivity
(いわゆる光過敏性発作対策)フィルタの使い方。
基本コマンド
既定値のコマンド例。
ffmpeg -i input -vf photosensitivity=frames=30:threshold=1:skip=1:bypass=0 -c :a copy output
ffplay -i input -vf photosensitivity=30:1:1:0
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : photosensitivity
オプション
- frames, f[int]
フィルタに使うフレーム数
既定値:30
範囲:2 から 240 まで - threshold, t[float]
ブラーになる閾値。小さな値ほど少しの輝度変化でブラーがかかる
既定値:1
範囲:0.1 から FLT_MAX まで - skip[int]
フィルタの対象となったフレームのスキップするピクセル数。大きい値ほど平均するフレーム数が増える
既定値:1
範囲:1 から 1024 まで - bypass[boolean]
フィルタを無効化する
既定値:0