テレシネしてフレーム数を増やすことができるtelecine
フィルタの使い方。日本で一般的なテレシネからヨーロッパ形式のテレシネまでいろいろなタイプを指定できる。
基本コマンド
インターレース具合がわかりやすいようにフレーム番号を振っている
ffplay -f lavfi -i color=black:r=24000/1001:d=10,drawtext=fontfile=C\\://WINDOWS/Fonts/msgothic.ttc:text='%{n}':fontcolor=yellow:x=(w-tw)/2:y=(h-th)/2:fontsize=64,telecine
インターレースの動画でfpsが2倍に読み込まれるときには-bsf:v h264_metadata=fixed_frame_rate_flag=1を指定する。
ffmpeg -i input -c:v libx264 -flags +global_header+ilme+ildct -weightp 0 -bsf:v h264_metadata=fixed_frame_rate_flag=1 output
ffmpegで29.97iの動画(m2ts)を生成して、TMPGenc Authoring Worksで取り込むと59.97iで認識されて困ってる…。VLCで開くと29.97だし、特に異常な点は見られない…。 pic.twitter.com/uKxgpAO77J
— やむ/nogisawa (@nogisawa) August 8, 2024
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : telecine
オプション
- first_field[boolean]
ファーストフィールドの指定 - 0, top, t:トップフィールドファースト。既定値
- 1, bottom, b:ボトムフィールドファースト
- pattern[string]
プルダウンパターンの指定。フィールド分解して同じフレームが連続するフィールドの数 - NTSC output (30i)
- 32222:27.5p
- 23:24p。日本のテレビはこのタイプ。既定値
- 2332:24p
- 33:20p
- 334:18p
- 3444:16p
- PAL output (25i)
- 12222:27.5p
- 222222222223:24p(“Euro pulldown”)
- 33:16.67p
- 33333334:16p