特定の区間だけフィルタを当てるタイムライン編集について


ffmpeg のフィルタの中には区間、以上、未満、毎の時間の条件をつけることができるものがある。これらをつけられるのは filters で調べたときに T と表示されるフィルタである。記事の下で紹介。

使い方

注意点としてタイムライン編集を使ってオプションを指定する場合、フィルタのオプション名を省略しないこと。省略するとエラーが出たり、引数を認識しないことがあるため。t は秒だが、n が指定できればフレーム数で指定できる。

enable=1 ですべてのフレームが有効になるが、正確には 0.5 以上ならすべてのフレームが有効になる。

本来の効果
ffplay -f lavfi testsrc2 -vf lutyuv=0:val:val
Y の 0 が反映されていない
ffplay -f lavfi testsrc2 -vf lutyuv=enable='between(t\,1,2)':0:val:val
これなら反映される
ffplay -f lavfi testsrc2 -vf lutyuv=enable='between(t\,1,2)':y=0:u=val:v=val
10秒から180秒まで smartblur をかける
smartblur=enable='between(t,10,3*60)'
3秒以降から curves のプリセット cross_process を指定する
curves=enable='gte(t,3)':preset=cross_process
1秒から3秒までと4秒から5秒まで cross_process をかける
noise=enable='between(t,1,3)+between(t,4,5)':alls=100:allf=t+u
2秒ごとに1秒間(0から1秒、2秒から3秒…) smartblur をかける
smartblur=enable=lt(mod(t\,2)\,1)

この書式が使える:ffmpeg で使える計算書式

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ffmpeg -filters

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