インターレース解除といえばとりあえずこのフィルタの名前が挙がるほど有名なフィルタ。yadifはyet another deinterlacing filterの略語。
基本コマンド
ffplay input -vf yadif=mode=0:parity=-1:deint=1
ffplay input -vf yadif=0:-1:1
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : yadif
オプション
- mode[int]
モード指定 - 0, send_frame:2枚のフィールドから1枚のフレームを作る。既定値
- 1, send_field:1枚のフィールドから1枚のフレームを作る。いわゆる片フィールド補間でフレーム数が2倍になる
- 2, send_frame_nospatial:0に似ているが空間軸のチェックを行わない
- 3, send_field_nospatial:1に似ているが空間軸のチェックを行わない
- parity[int]
フィールドタイプを指定する。自動で判断できなければ tff と判断する - 0, tff:トップフィールドファースト
- 1, bff:ボトムフィールドファースト
- -1, auto:自動指定。既定値
- deint[int]
どのフレームを処理するか - 0, all:すべて。既定値
- 1, interlaced:インターレースフラグがあるのだけ
[…] 上記はどちらもインタレース解除していない例である。 […]
[…] -vf hwdownload,format=nv12,yadif=0:-1:0,hwupload_cuda:hwdownloadでハードウェアフレームをシステムメモリへダウンロードする。hwupload_cudaで システムメモリフレームをハードウェアサーフェスにアップロードする。 らしいが、詳しくは解らん。 format=nv12は色空間の指定。 yadif=0:-1:0は、インターレース解除で有名なヤツ。オプションは”一番メジャーなインターレース解除フィルタ yadif | ニコラボ”を参照して下さい。 […]