ffmpeg 4.3から使える予定のフィルタ。1つの映像の連続したフレームの中央値や任意の割合のピクセル値で出力するtmedianフィルタの使い方。

1フレーム内のメディアンフィルタ median
複数ファイルの映像のピクセル中央値を返す xmedian

基本コマンド

3つのチャンネルで2フレームの中央値をとる。
ffmpeg -i input -vf tmedian=radius=2:planes=7:percentile=0.5 -c:a copy output
ffmpeg -i input -vf tmedian=2:7:0.5 -c:a copy output
ffplay -i input -vf tmedian=2:7:0.5

公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : tmedian

オプション

  • radius[int]
    フィルタを当てる過去のフレーム枚数
    既定値:1
    範囲:1から127まで
  • planes[int]
    フィルタを当てるチャンネル指定
    詳しくは ffmpeg について | チャンネルの順番と注意点を参照
    既定値:15
    範囲:0 から 15 まで
  • percentile[float]
    百分位数の指定。0.5なら中央値。0なら最小値。1なら最大値
    既定値:0.5
    範囲:0から1まで

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