連続フレームを読み込んでそれぞれを計算するtblend(time blend)フィルタの使い方。オプションはblendフィルタと同じ。

YUV RGB を比較計算する blend

条件を指定するのに使う。
ffmpeg で使える評価式

コマンド例

averageオプションを使えば、連続フレームの平均ブラーになり、difference128 grainextractオプションを使えばモーションマスクに使える。

  • 連続フレームの平均ブラー
    ffmpeg -i input -vf tblend=all_mode=average output
    ffplay -i input -vf tblend=all_mode=average

    こちらの記事も参照:ffmpegでモーションブラーを掛ける

  • 輝度のモーションマスク
    ffmpeg -i input -vf tblend=c0_mode=grainextract,lutyuv='between(clip(val,118,138),119,137)*255:128:128' output
    ffplay -i input -vf tblend=c0_mode=grainextract,lutyuv='between(clip(val,118,138),119,137)*255:128:128'

  • 4フレーム平均して4倍速映像に変換する。video.stackexchange.com より
    ffmpeg -i input -vf "tblend=average,framestep=2,tblend=average,framestep=2,setpts=0.25*PTS" -r srcfps output
    ffplay -i input -vf "tblend=average,framestep=2,tblend=average,framestep=2,setpts=0.25*PTS"

公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : blend, tblend

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