plane(YUV や RGB の個別チャンネル)を入れ替えたり、コピーしたりできるshuffleplanes
フィルタの使い方。
オプション
plane の順番は一般的には YUVA, RGBA の順番になっている。このフィルタは RGB/A には対応していないが GBRP/GBRAP なら対応している。YUV420P の場合 Y と UV では解像度が違うので Y と UV を入れ替えるには YUV444P に変換する必要がある。
- map0[int]
第1 plane の入出力を指定する。省略すると入力と同じ映像を返す
既定値:0
範囲:0 から 4 まで - map1[int]
第2 plane の入出力を指定する。省略すると入力と同じ映像を返す
既定値:1
範囲:0 から 4 まで - map2[int]
第3 plane の入出力を指定する。省略すると入力と同じ映像を返す
既定値:2
範囲:0 から 4 まで - map3[int]
第4 plane の入出力を指定する。省略すると入力と同じ映像を返す
既定値:3
範囲:0 から 4 まで
基本コマンド
U と V を入れ替える。いわゆるswapuv
フィルタと同じ効果で負荷も同じ。
ffmpeg -i input -vf shuffleplanes=0:2:1:3 output
上のshuffleplanes
フィルタと同じ効果
ffmpeg -i input -vf swapuv output
U を V にもコピーする
ffmpeg -i input -vf shuffleplanes=0:1:1 output
輝度具合に応じて透過させる
ffmpeg -i input -vf format=yuva420p,shuffleplanes=0:1:2:0 -vcodec ffv1 output.mkv
透過情報を含んだファイルは yuva よりも rgba の方が扱いやすい
ffmpeg -i input -vf format=yuva420p,shuffleplanes=0:1:2:0,format=rgba -vcodec utvideo output.mkv