ffmpeg 4.3 から使えるフィルタ。特定の方向にぼかすdblur
フィルタの使い方。
基本コマンド
既定値のオプションを当てる。
ffmpeg -i input -vf dblur=angle=45:radius=5:planes=15 -c:a copy output
ffplay -i input -vf dblur=45:5:15
効果がわかりやすいサンプル例。
ffplay -f lavfi -i testsrc2 -vf dblur=90:10
ffplay -f lavfi -i testsrc2 -vf dblur=180:10
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : dblur
オプション
- angle[float]
ぼかす方向の角度指定
既定値:45
範囲:0から360まで - radius[float]
ぼかす半径の指定。大きい値ほど広範囲にぼかす
既定値:5
範囲:0から8192まで - planes[int]
フィルタを当てるチャンネル指定
詳しくは ffmpeg について | チャンネルの順番と注意点を参照
既定値:15(すべてのチャンネル)
範囲:0から15まで