音声データを読み込みサンプリング波形を一枚画像で出力するshowwavespic
の使い方。音声のどの時間帯でどのくらいの音量があるのかがよくわかる。
読み込み開始時点や終了時点を変更する -ss, -t, -to などはエラーになるので使えない。出力フォーマットはグレースケール RGBA になるのでoverlay
フィルタなどで別の映像と合わせるのにも使える。
リアルタイムに同様の波形を調べるにはshowwaves
フィルタを使う。
音声波形を表示する showspectrum, showwaves の使い方
基本コマンド
既定値からチャンネル別に表示。
ffmpeg -i input -filter_complex "showwavespic=s=600x240:split_channels=1:colors=red|green:scale=0" showwavespic.png
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : showwavespic
オプション
- size, s[image_size]
画像の出力解像度
既定値:600×240 - split_channels[boolean]
チャンネル別に表示するかどうか。0 にするとチャンネルの数だけ色がミックスされる
既定値:0(しない) - colors[string]
波形の色指定。チャンネル数毎に | で指定する
既定値:”red|green|blue|yellow|orange|lime|pink|magenta|brown” - scale[int]
振幅のサイズ指定 - 0, lin:線形。一番小さい。既定値
- 1, log:対数。一番大きい
- 2, sqrt:平方根。2番目に小さい
- 3, cbrt:立方根。3番目に小さい(2番目に大きい)
- draw[int]
描写方法の指定 - 0, scale:ダウンサンプルして描写する。既定値
- 1, full:そのまま描写する
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