本格的なフレーム補間はminterpolate
フィルタがあるが、framerate
は前後フレームを平均化してフレーム補間を行う。
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : framerate
基本コマンド
ffmpeg -i input -vf framerate=fps=50:interp_start=15:interp_end=240:scene=8.2:flags=scd output
ffplay -i input -vf framerate=50:15:240:8.2:scd
オプション
- fps[int]
出力フレームレート数の指定
既定値:50 - interp_start[int]
線形補間される範囲の最初の値
既定値:15
範囲:0 から 255 まで - interp_end[int]
線形補間される範囲の最後の値
既定値:240
範囲:0 から 255 まで - scene[double]
シーンチェンジが検出されるレベルの指定。低い値だと補間しにくくなり、高い値だと補間しやすくなる - flags[flags]
フラグの指定
scene_change_detect, scd
sceneを使う。既定値