各チャンネルの音声のビットスコープを色別で横に並べて映像にするabitscopeフィルタの使い方。出力フォーマットはRGBA。似たフィルタにshowvolumeshowfreqsがある。

音声の周波数を映像化する showfreqs
リアルタイムでVUメーターを表示する showvolume

基本コマンド

ffmpeg -i input -filter_complex abitscope -c:a copy output
ffmpeg -re -i input -filter_complex abitscope -f sdl -

動画にオーバーレイする例。
ffmpeg -i input -filter_complex abitscope,[0:v]overlay -c:a copy output
ffmpeg -re -i input -filter_complex abitscope,[0:v]overlay -f sdl -

abitscopeフィルタで動画にオーバーレイする例(5.1ch なので6色。ただしLFEの音量が0なので色が付いてない)

big buck bunny

公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : abitscope

オプション

  • rate, r[video_rate]
    フレームレートの指定
    既定値:25
  • size, s[image_size]
    解像度の指定
    既定値:1024×256
  • colors[string]
    チャンネル毎の色の指定。rrggbb形式も可能。各チャンネルは|で区切られ、未指定は白色になる。指定する順番は公式ドキュメントのチャンネルレイアウトの順番を参照
    既定値:”red|green|blue|yellow|orange|lime|pink|magenta|brown”

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