RGB それぞれの色を強く、弱く、反転できるvibranceフィルタの使い方。他にも似たフィルタがあるが、輝度係数の指定があるのが特徴。
- Windows の ffmpeg で生放送する方法 : colorbalance
- Windows の ffmpeg で生放送する方法 : lutrgb
- RGBA の各値を別のチャンネルに混ぜ合わせる colorchannelmixer の使い方
- RGB レベルで明暗調整できる colorlevels
- RGB, CMYK を個別に調整できる selectivecolor
基本コマンド
intensity を上げて RGB を同じようにコントラストを上げる
ffmpeg -i input -vf vibrance=intensity=0.5:rbal=1:gbal=1:bbal=1 output
ffplay -i input -vf vibrance=0.5:1:1:1
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : vibrance
オプション
- intensity[float]
 強度指定。プラスでコントラストを強く、マイナスでモノクロからネガポジのようになる
 既定値:0(変化なし)
 範囲:-2 から 2 まで
- rbal[float]
 Red(赤)のバランス指定
 既定値:1
 範囲:-10 から 10 まで
- gbal[float]
 Green(緑)のバランス指定
 既定値:1
 範囲:-10 から 10 まで
- bbal[float]
 Blue(青)のバランス指定
 既定値:1
 範囲:-10 から 10 まで
- rlum[float]
 明るさをRGBのRからどの割合にするかの指定
 既定値:0.072186
 範囲:0 から 1 まで
- glum[float]
 明るさをRGBのGからどの割合にするかの指定
 既定値:0.715158
 範囲:0 から 1 まで
- blum[float]
 明るさをRGBのGからどの割合にするかの指定
 既定値:0.715158
 範囲:0 から 1 まで